15世紀、グーテンベルクによって発明された印刷技術「活版印刷」。
その以前から中国などでは木版や銅版などが使用されていて
活字については11世紀からと言われています。
活字を一つ一つ拾い組み合わせて版を作り、ハンコの原理の「印圧」で印刷します。
現在よく使われる樹脂版や亜鉛版は「凸版印刷」であり、
活字活版印刷をTypography、凸版印刷をLetter pressと言い、
文字も技術も現在のものの原点と言えるでしょう。
美しい活字での印刷には、他では出せない味わいを感じることができるでしょう。
また、本来は仕上がりに凹みがないのが美しい印刷物とされていますが、
それでも紙の性質など少しの凹みが手触りの楽しみとして残るのも特徴です。
欧文活字と日本語活字でまた違った雰囲気があります。
ルフトカッツェでは、活版を未来に伝えるプロジェクトとして、鉛活字を中心とした活字組版でのデザイン、雑貨販売、制作の受付をしております。
その楽しさを、長く伝えて広めて行けたらと思っています。